3DダンジョンRPGの深淵がここに。
旧作『ウィザードリィ』#1~5との関係について
本作は『ウィザードリィ』#1~5とは何ら関係がなく、それらのダンジョン構造や、ユニークな名称(モンスター・呪文・街名など)や、それらそのもののグラフィック・UI素材なども利用していません。
ゲームについて
3DダンジョンRPGの珠玉がSteamに登場!
シンプル&ハードコア。3DダンジョンRPGの深淵がここに。2006年に初版が発売された本作は、同『ウィザードリィ外伝』シリーズのスタッフが手掛けた3DダンジョンRPGのベースシステムを採用している。各々一部のルールも異なる、複数の独立したシナリオを1本のソフト上で遊ぶことができる作りで、複数本収録された“本作が初出の”公式シナリオはそれぞれ数十時間以上楽しめるボリュームの本格派。
加えてシナリオエディタで作られた、“既存の商業作品の移植などでは決してない”製作者個々のオリジナリティのあるシナリオの存在もあり、本作は発売から15年に渡りファンに愛されてきた。
基本的なゲーム内容はシンプル。君は、まず町外れの訓練所で、ランダムな初期能力へのボーナスに一喜一憂しながら思いを込めて自分のキャラクターたちを作り上げる。次に酒場へ赴き、最大6名のパーティを結成するのだ。そこに至るまでの物語がゲームで示されることはない。ゲームシナリオが提示する目的を超えた、彼らが共に迷宮に挑む本当の理由を知っているのは君だけだ。
そして挑む迷宮。グリッド状に通路を移動し、様々な場所でイベントをこなし順路を切り開き、敵と出逢えばシンプルなコマンドだけが並ぶターン制の戦闘を行う。現代の複雑で自由度の高いゲームと比べれば、たったそれだけの内容だ。しかし君は、制限された、もしくは存在しないマップ閲覧機能に右も左もおぼつかなければ、行く手を阻む謎にも苦しむかもしれない。シナリオにおける謎解きは、モニタの向こうのゲームマスターたるシナリオ制作者との知恵比べだ。
熟練の冒険者をも一撃で死に至らしめる迷宮の強敵に怯えることだってある。古典的テーブルトークRPGにその源流を持つ戦闘システムでは、死はときにあっけなく、そして平等に冒険者達に襲い来る。更には迷宮で斃れた冒険者は永久に失われてしまう可能性を常にもち、パーティの全滅は新たなメンバーでの救出行の必要を意味するのだ。頼みの綱の呪文は、その強さに応じて共有された回数制限で、一度の冒険中わずか数回しか最良の選択は取れないだろう。そして、怪物たちが残した宝箱は、値千金の強力な魔法の武具の可能性と、一瞬で冒険のすべてが水泡に帰す危険性との隣合わせ。運を天に任せながら、罠を識別・解除するキャラクターの判断にすべてを託そう。
一進一退、“まだ行ける”と“もうダメだ”の判断のシビアさに加わった、オートセーブが織りなす緊張感とドラマ。その壁を超えた後に待つ、キャラクターの育成やレアアイテム集めの魅力。
そして今、装い新たに本作はSteamで再登場を遂げる。
本作のメインモンスターデザインおよびモンスターデザイン監修は数々の作品で知られる末弥純氏が担当。基本の公式シナリオの一部は、株式会社ゲームスタジオが製作し、それを彩る音楽は『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』でも好評だった有限会社Basiscapeの作曲である。
オリジナル版『五つの試練』ユーザーシナリオも新システム上で楽しめる
プレイヤーはゲーム発売初日から、2006年のオリジナル版『五つの試練』より15年間コミュニティが育んだ110本近いシナリオをSteam版向けに自動コンバートしたものを楽しめる。 (すべてのオリジナル版『五つの試練』シナリオをSteam版で完全に当時の挙動でプレイできることを保証するものではありません)
強化されたゲーム本体で更に深まる冒険
本作では、ユーザビリティに関わる内容を中心に2006年のオリジナル版『五つの試練』から多くの要素が刷新。以前からのユーザーが気分を一新して新たな冒険を楽しめるだけでなく、誰でも気軽に迷宮探索の魅力へと足を踏み入れることができる。
拡張内容の一部
- ワイドスクリーン/高解像度対応及び新UI、3D迷宮と高解像度モンスター
- 本体組み込み型の新シナリオセレクタ
- ゲームパッド対応
- Steamクラウド対応
- カスタムポートレート機能
- 新シナリオ「偽りの代償」
Minimum Requirements:
Recommended Requirements: